予防接種について

予防接種(ワクチン)イメージ

当クリニックでは、成人向けの予防接種、小児予防接種として各種ワクチン接種を行っています。予約制となりますので、事前にお問い合わせください。

ワクチンとは、感染症の原因とされるウイルスなどの病原体の病原性を弱める、もしくは無毒化してつくられた薬剤のことです。これを体内に注入することで、その病原体が原因となる感染症への免疫をつけることができます。これにより感染の予防、もしくは万が一感染した場合にも重症化のリスクを低下させることができます。

他にも、予防接種は個人の感染予防になることはもちろん、多くの方が予防接種を受けることで免疫を獲得していると、集団の中に感染者が出た場合にも、流行を阻止することができます。

小児用ワクチン

赤ちゃんは、産まれた時にはお母さんから多くの免疫をもらっていますが、これは成長とともに減少していきます。これを補い、さまざまなの感染症を予防するのが小児予防接種の役割です。小児の予防接種は大変種類が多いため、接種のスケジュールについてもご相談の上、計画的に実施いたします。

当院で扱う小児用ワクチン

  • 五種混合
  • 二種混合(DT)
  • 肺炎球菌
  • B型肝炎
  • 日本脳炎
  • ロタウイルス
  • 麻疹・風疹(MR)
  • 水痘
  • おたふくかぜ(ムンプス)
  • 破傷風トキソイド
  • インフルエンザワクチン
  • HPVワクチン(子宮がんワクチン)

詳細はブログもご参照ください

大人用ワクチン

下記のワクチンを扱っております。

  • インフルエンザワクチン
  • 成人用肺炎球菌ワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン
  • RSウイルスワクチン
  • HPVワクチン(子宮がんワクチン・男性接種対応)
  • 破傷風トキソイド
  • B型肝炎
  • 妊婦向けRSウイルスワクチン(アブリスボ)

帯状疱疹ワクチン

2026年4月から千葉市では、定期接種対象外の50歳以上の方についても任意接種の費用助成が開始されています。
帯状疱疹ワクチンは8週間(2か月)あけて2回の接種が必要です。

当院で扱う帯状疱疹ワクチンは、シングリックスのみです。
詳細は千葉市HPもご参照ください

自費 22,000円/回
千葉市の任意接種助成対象者(50歳以上) 17,000円/回
生活保護の場合(定期接種) 無料
千葉市の定期接種対象者 10,000円/回

妊婦向けRSウイルスワクチン(アブリスボ)

2026年4月から定期接種となりました。千葉市に住民登録のある妊娠28週0日~36週6日の妊婦さんが対象です。
接種回数:1回
自己負担:無料

詳細は千葉市HPもご参照ください

当院で行う自費ワクチン

日曜日・祝日の自費ワクチン接種は休日加算500円を別途申し受けます。
予防接種 費用
B型肝炎ワクチン 5,000円
日本脳炎ワクチン 7,000円
水痘
(みずぼうそう)
7,000円
ムンプス
(おたふくかぜ)

千葉市からの任意予防接種の費用助成についてはこちら

自費 5,000円
千葉市の助成対象者 3,000円
高齢者肺炎球菌ワクチン(PCV20)

千葉市からの公費助成制度についてはこちら

自費 12,000円
千葉市の定期接種対象者 6,000円
シングリックス(帯状疱疹)

千葉市からの公費助成制度についてはこちら

22,000円
シルガード9(HPVワクチン) 30,000円
麻疹・風疹ワクチン

※麻疹のみ、風疹のみのワクチンの製造が中止されたため、どちらか片方のワクチンをご希望でもこちらのワクチンが推奨されています

9,800円
破傷風トキソイド 3,500円

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチンの種類と効果

子宮頸がんワクチンには①サーバリックス(2価)②ガーダシル(4価)③シルガード9(9価)の3つがありますが、現在シルガード9が最も効果が高いため推奨されています。小学6年生~高校1年生は公費(無料)で接種が可能です。

詳細は千葉市HPをご参照ください

男性が接種することで、性感染症としてHPVの伝搬を抑える効果があることも知られており、男性も接種可能です。男性の場合、公費の対象とならないため自費となります。
子宮頸がんの原因は99%がヒトパピローマウイルス(HPV:Human papiloma virus)由来とされています。HPVはイボの原因ともなる身近なウイルスで、200種類以上が知られています。そのうち、子宮頸がんの70%に関与するとされている16番や18番を中心にワクチンが製造されています。

①サーバリックス(2価)
16番、18番の2種類に対して免疫を獲得することを目的としたワクチンです。子宮頸がんの予防効果はワクチンを接種しなかった場合のリスクを1とすると、0.3-0.4程度までのリスク減少効果があります。
②ガーダシル(4価)
16、18番に加えて、尖圭コンジローマ(性器などに小さなイボが密集する皮膚病)の原因となる6, 11番を加えた4種類のHPVに対して免疫を獲得することを目的としたワクチンです。子宮頸がんの予防効果はワクチンを接種しなかった場合のリスクを1とすると、0.3-0.4程度までのリスク減少効果があります。
③シルガード9(9価)
ガーダシルの6,11,16,18番に加えて、子宮頸がんの原因となりうる31,33,45,52,58番を含めた合計9種類のHPVをカバーしたワクチンです。子宮頸がんの予防効果はワクチンを接種しなかった場合のリスクを1とすると0.1程度までのリスク減少効果があります。

ワクチンのみでは子宮頸がんを100%予防することは困難ですので、20歳から定期的な子宮がん検診をお勧めします。ワクチンと健診を組み合わせることで子宮頸がんとなる手前の状態(異形成)でほぼ確実に診断が可能となり、早期治療が開始できます。