産婦人科について

産科・婦人科イメージ

産婦人科専門医の資格をもつ院長が、妊娠やそれに伴う病気はもちろん、月経のトラブルや子宮筋腫、卵巣嚢腫など、子宮や卵巣といった女性特有の臓器で起こる疾患の診断と治療を行います。一般的なタイミング法や排卵誘発剤を使用した不妊治療、避妊に関するご相談(経口避妊薬や子宮内システム(ミレーナ®)、緊急避妊薬をご案内することができます。これらは自費診療となります)も行っております。
女性のお悩みに寄り添い、総合的に診療いたしますので、ぜひ当クリニックへ一度ご相談ください。

皆様が診察を受けやすい体制を整えています

産婦人科のご受診には、抵抗を感じられる方もいらっしゃいます。当クリニックでは、内診は必ずしも実施せず、性交歴のない方や内診に強い心理的な抵抗や痛みを感じる方には内診を行わずに診療をする工夫をしております。問診のみや腹部からの診察のみで対処できる場合も少なくありません。内診の必要性が高い場合は、他施設でのMRI検査で代替することも可能です。こういった体制のもと、成人の女性だけでなく、女児のオリモノや陰部のかゆみ、性器出血のご相談にも対応しております。
また、現在のところ女医の指定はできませんが、診療には女性スタッフが付き添います。

妊婦健診

当クリニックでは妊婦健診を行っております。妊娠中は、少なくとも毎月1回(妊娠24週以降は月2回以上、妊娠36週以降は毎週1回)妊婦健診を受けましょう。妊婦健診の基本的な検査項目は下記の通りです。

  • 血圧測定
  • 尿検査
  • 体重測定
  • 腹囲、子宮底長の測定
  • 血液検査
  • B群溶血性レンサ球菌検査
  • 超音波検査(エコー)

胎児心拍の確認は通常、妊娠6週(最終月経開始日から6週)頃に行えますが、月経からの妊娠週数の判定は不正確であることが多いため、妊娠検査が陽性となった時点で一度ご来院ください。
また、当院は分娩施設ではありませんが、8か月(妊娠32週分の健診まで)頃まで当院で妊婦健診が可能です。なお、喘息や妊娠糖尿病などを抱えた合併症妊娠の管理は出産直前まで当院で管理可能です。産後も継続してご通院いただけます。分娩の提携先として「ファミール産院ちば(無痛分娩対応)」などへご紹介しています。その他、任意の産院・病院へご紹介できます。
夜間・休診日の相談は「ファミール産院ちば」と提携しており、電話相談や必要に応じて診察を受けることができます。また、千葉市産婦人科休日緊急当番医テレホンサービス043-244-0202もご利用いただけます。

妊婦健診の費用と内容

妊婦健診は自費診療となります。母子手帳の交付後は母子手帳付属の受診票を必ずご持参ください。

検診内容 費用
妊娠初診(内診エコー) 5,500円(税込)
初期検査(A券:採血・子宮がん検査・内診エコー) 8,800円(税込)
12週(B券:エコー) 0円
16週(B券:エコー) 0円
20週(C-2券:エコー・内診エコー) 3,500円(税込)
24週(C-2券:エコー・採血) 3,500円(税込)
26週(C-1券:エコー) 2,500円(税込)
28週(C-1券:エコー) 2,500円(税込)
30週(C-1券:エコー) 2,500円(税込)
32週(B券:エコー) 0円

つわりや便秘などに対して処方を行った場合や、出血などで臨時の受診を行った場合は保険診療が可能です。
腹部エコー(超音波検査)では毎回3D/4Dエコーを行います。
条件がよければ赤ちゃんのお顔や様子を楽しめます。
スマートフォンなどでご自由に検査画面を撮影いただいて構いません。

  • 当院は分娩施設ではありませんので、健診は32週分までとさせていただきます。
    遅くとも34週までとし、36週以降については健診をお断りさせていただきます。
  • お渡しするエコー写真はモノクロ写真となります。
  • 4Dエコーの動画提供サービスは行っておりません。

妊婦健診のご同伴について

妊婦健診には、家族の方も診察室内にご同伴いただけます。ただ、明らかに感染症状のあるご家族や、診察中にスタッフによる見守りが必要な小さなお子さんを2人以上連れての来院はご遠慮ください。(お子さんをみていられる他のご家族が同伴されている場合はこの限りではありません。)

婦人科がん検診

当クリニックにて、子宮頸がん・体がん・経腟超音波検査のいずれも実施可能です。個別がん検診の受診券をご持参ください。券のない方はご相談ください。
また、乳がん検診や乳腺腫瘤の診療は現在行っておりませんのでご注意ください。授乳中の乳腺炎の診療はいつでも可能です。

産科で扱う主な疾患

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は、妊娠中に発症する軽度の糖代謝異常のことです。妊娠糖尿病により、お母さんだけでなく赤ちゃんにも合併症をもたらす可能性がありますので、適切な治療が必要です。
妊娠糖尿病について詳しくはこちら

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは、妊婦さんの20人に1人の割合で発症する、妊娠時に起こる高血圧のことです。妊娠20週以降に高血圧が認められた場合、妊娠高血圧症候群と診断されます。重症化すると、お母さんは脳出血・肝機能障害などを引き起こす可能性があります。また赤ちゃんへの影響も大きく、発育不全や機能不全が起こり、最悪の場合赤ちゃんが亡くなってしまうことがあるなど、お母さんと赤ちゃん共に大変危険な状態となることがあります。当院では、ひとりひとりの症状に合った治療を行います。

婦人科で扱う主な疾患

子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮の内側を覆う子宮内膜に似た組織が、子宮の内腔以外の場所(腹膜、卵巣、卵管など)にできてしまう病気です。月経を重ねるごとに進行し、月経痛や腰痛などの症状が強く現れます。月経痛でお悩みの方は、当院へご相談ください。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮を構成している平滑筋という筋肉組織が由来でできる良性の腫瘍です。小さなものも含めると30歳以上の女性の20~30%にみられ、珍しい病気ではありません。主には、月経痛や月経過多といった症状が現れます。

月経困難症

月経困難症とは、日常生活に支障が出てしまうほどの痛みを伴う月経痛のことをいいます。月経困難症は、特に病気ではなく起こりうる「機能性月経困難症」と、子宮内膜症などの病気によって引き起こされる「器質性月経困難症」の2種類があります。月経困難症の治療選択肢は幅広く、年齢や出産の有無、妊娠希望の有無などによって大きく分かれます。性交歴のない方でも安心して診療がうけられる体制づくりをしておりますのでお気軽にご相談ください。

更年期障害

更年期障害とは、閉経期前後の約10年間に、卵巣ホルモンである「エストロゲン」の分泌が急激に減少することにより、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状が現れることです。治療法には漢方、ホルモン補充療法、プラセンタ治療や非薬物療法など様々な選択肢があります。一般的にのぼせやほてりといった”ホットフラッシュ”や陰部の違和感など女性器に関する症状にはホルモン補充療法が効きやすく、その他の症状には漢方薬やプラセンタ治療などを組み合わせていきます。治療の前提として食事や運動療法といった非薬物療法も非常に重要であり、これらを併用することが必須と言えます。当クリニックでは、幅広い選択肢から最も適した治療方法をご提案いたします。