産婦人科について

産科・婦人科イメージ

わかばファミリークリニック(千葉市若葉区)の産婦人科では、女性の健康を総合的にサポートします。小児科・内科・皮膚科も併設しているため、年齢や症状を限定せず、幅広い世代の方にご利用いただけます。

月経に関するお悩みから妊娠中、更年期、老年期のトラブルまで、皆様一人ひとりに寄り添い、安心して相談いただける診療環境を整えています。総合診療の視点も活かし、必要に応じて検査や専門医療機関との連携も行います。プライバシーに配慮した診療を心がけ、初めての方でも気軽に受診していただけるよう努めています。性交渉の経験がない方、婦人科診察や内診の経験がない方にも配慮した診療を行っています。

婦人科で扱う主な症状・疾患

月経困難症

月経困難症とは、月経期間中に起こる下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などの症状が日常生活に支障をきたす状態を指します。子宮内膜症や子宮筋腫などが原因となる器質性月経困難症と、特に原因が特定できない機能性月経困難症とに分類されます。

当院では、まず問診と必要に応じた検査により原因を評価します。性交渉のご経験のある方は内診台で経膣的に診察を行いますが、ご経験の無い方はこれが困難であることが多いため、お腹からの超音波検査で可能な範囲で痛みの原因を探ります。

症状の程度に応じて、鎮痛剤による対症療法や低用量ピルによるホルモン療法を検討します。器質的疾患が原因となっている場合、手術治療が選択肢となることもあり、専門医療機関への紹介も適切に判断いたします。痛みは我慢せずにコントロールし、人生を健やかに過ごすためのお手伝いをいたします。

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月経前症候群(PMS:Premenstrual syndrome)

月経前症候群(PMS)は、月経の3〜10日前から始まり、月経開始とともに軽快・消失する身体的・精神的症状の総称です。月経困難症が主に痛みを指すのに対し、PMSはイライラ、抑うつ、不安、乳房の張り、むくみ、頭痛、疲労感、食欲の変化、集中力の低下などが代表的な症状です。症状の種類や程度には個人差が大きく、女性ホルモンの変動が関与していると考えられています。特に精神症状が強い場合は月経前不快気分障害(PMDD:Premenstrual dysphoric disorder)と診断されることもあります。

対処法として、生活習慣の見直しや、低用量ピルや漢方薬、症状によって抗うつ剤などを組み合わせて治療します。精神症状が強い場合は心療内科への受診を提案する場合もあります。毎月訪れる不調でお困りの方は、我慢せずご相談ください。

過多月経

過多月経

過多月経は、月経血の量が異常に多い状態で、レバー状の血塊が出る、夜用ナプキンでも1時間もたない、貧血症状がある、といった特徴があります。他人と比較することがないため、過多月経があっても自覚のない方が大半です。

原因として、子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなど(器質性)がありますが、特に明らかな病変がない場合(機能性)も少なく有りません。放置すると鉄欠乏性貧血を引き起こし、疲労感や倦怠感・動悸などの症状が現れます。慢性的に緩徐に貧血は進行すると、自覚症状に乏しいため健診などで貧血のチェックを受ける機会が無い方は特に注意が必要です。

過多月経が疑われる場合、血液検査や内診・超音波検査で子宮筋腫などの器質的疾患の有無を調べます。原因に応じて、ホルモン療法や鉄剤補充などの治療を行います。鉄剤の副作用(嘔気・嘔吐・便秘・下痢)で内服が困難な方は、小児用のシロップや一定の条件を満たす方は点滴による鉄補充が保険適応となります。後述する「ミレーナ」も機能性の方にはよい適応となります。

重症例や手術が必要な場合は、手術可能な病院の婦人科へご紹介いたします。検診で貧血を指摘されることで明らかとなるケースがとても多いです。貧血がみつかったり、月経量が多いと感じたら、お気軽にご相談ください。

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮にできる良性腫瘍で、30〜40代から多く見られるようになります。過多月経や月経痛、貧血などの原因となります。巨大となると新生児や子供の頭ほどのサイズにまで成長するため、他の臓器を圧迫し、頻尿や便秘、腰痛などの症状が出ることがあります。巨大になっても無症状のまま検診で発見されることも少なくありません。筋腫の大きさや位置、数によって症状の程度は異なります。良性疾患であるため、無症状であったり、症状が軽度の場合は必ずしも治療が必要とは限りません。

診察では、超音波検査などで筋腫の状態を評価し、症状や年齢、妊娠希望の有無などを総合的に考慮して治療方針を決定します。経過観察で十分な場合もあれば、貧血治療やホルモン製剤による症状コントロール、手術が必要な場合の専門医紹介など、皆様の状況に応じた最適な対応を行います。

子宮頸がん

子宮頸がん

子宮頸部異形成(子宮頸部上皮内腫瘍 CIN:Cervical Intraepithelial Neoplasia)

子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんで、そのほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が原因です。HPVのほとんどは性的接触により感染します。初期には無症状ですが、進行すると不正出血、性交後出血、帯下の増加などが見られます。20〜30代での発症も多く、定期的な子宮頸がん検診による早期発見が極めて重要です。HPV感染をしても9割以上の方は免疫によりウイルスを排除することが可能ですが、HPVが持続感染した場合に「子宮頸部異形成」の状態へと進行します。それでも軽度の異常であれば多くの場合は自然治癒が期待できるため経過観察の方針となりますが、一部に進行して子宮頸がんへと進展するケースがあるため注意が必要です。子宮頸がんとCINは一連の疾患であり、CIN1→CIN2→CIN3→子宮頸がんへと進展します。早期に発見されれば、高い確率で治癒が可能であるため、定期的な子宮頸がん健診が非常に重要となります。

当院では、千葉市子宮がん検診の1次検査と2次検査にも対応しております。子宮頸がん検診(細胞診)で異常が認められた場合は、精密検査(コルポスコープ、組織診など)を行い、結果により専門医療機関へご紹介いたします。20歳以上の女性は2年に1度の検診が推奨されています。高校1年生までの年齢のお子さんは子宮頸がんワクチンが公費(無料)で接種可能であるため、接種を推奨しています。それ以上の年齢の方は有料となりますが、個別相談に応じますので、ご希望の方はお問い合わせ下さい。

卵巣腫瘍・卵巣がん

卵巣腫瘍・卵巣がん

卵巣腫瘍は、良性から悪性まで幅広い種類があり、機能性嚢胞、成熟嚢胞性奇形腫(皮様嚢腫)、チョコレート嚢胞(子宮内膜症性嚢胞)、卵巣がんなどが含まれます。小さな腫瘍は無症状のまま経過することもありますが、増大すると下腹部痛、腹部膨満感、月経異常、また捻転や時に破裂による急激な腹痛を起こすことがあります。

特に卵巣がんは初期症状に乏しく、「沈黙のがん」と呼ばれています。腹部膨満感、持続する下腹部痛、食欲不振、頻尿、便秘などが続く場合は注意が必要で、40〜60代に多い傾向があります。長期間無症状のまま増大し、「妊婦のようにお腹がふくらんできた」「太ったと思っていた」と発見がかなり遅れるケースが少なくありません。また、乳がん・卵巣がんの家族歴がある方はリスクが高くなることが知られています。

当院では、内診や超音波検査による腫瘍の性状評価を行い、必要に応じて腫瘍マーカー(CA125など)の血液検査も併用します。

良性が疑われる小さな腫瘍は定期的な経過観察を行い、サイズの増大や悪性を疑う所見がある場合、または卵巣がんの可能性が示唆される場合には、速やかに専門医療機関へご紹介し、精密検査・治療へつなげます。

卵巣腫瘍は早期発見が重要ですが、子宮がん検診と異なり定期検診には含まれていません。卵巣がん検診の有用性は統計的には示されていませんが、年齢やリスクに応じてご希望の方には検査を実施いたします。

子宮内膜症

子宮内膜症は、本来子宮内腔にあるべき子宮内膜組織が、子宮以外の場所(卵巣や周囲の腹膜、子宮と直腸の間=ダグラス窩など)で増殖・出血を繰り返す疾患です。妊娠経験のない20〜40代の女性に多く、月経痛、性交痛、排便痛、不妊などの症状を引き起こします。卵巣にできたものは内膜症性嚢胞や、嚢胞の中身がホットチョコレート様であることからチョコレート嚢胞と呼ばれます。進行性の疾患であり、早期の診断と適切な管理が大切です。また、内膜症はまれに悪性度の高い卵巣がんである明細胞がんとなることがあり、注意が必要です。そのため定期的な経過観察を推奨しています。

確定診断にはMRIや腹腔鏡検査が必要な場合もありますが、ほとんどの場合では症状の有無と超音波所見から診断し、治療を開始することができます。鎮痛剤、低用量ピルなどのホルモン、漢方薬による薬物療法を中心に、症状緩和と進行抑制を目指します。

更年期障害

更年期障害

更年期障害は、閉経前後の約10年間(一般的に45〜55歳頃)に、卵巣機能の低下によるエストロゲン減少に伴って現れる様々な症状の総称です。ほてり・発汗(ホットフラッシュ)、動悸、めまい、頭痛、不眠、イライラ、抑うつ、関節痛などが代表的です。類似の症状が出現しうる他の疾患ではないことが診断のための重要な条件となります。個人差が大きく、日常生活に支障をきたす場合は適切な治療が必要です。

当院では、症状の程度や血液検査による他の疾患の除外などを行い、総合的に評価し、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、プラセンタ注射(更年期障害の場合は保険適応)など、皆様の状態や希望に応じた治療法を提案します。更年期はご自身の体調だけでなく、ご家族にも変化をきたしやすい人生のターニングポイントでもあります。心身の不調は我慢せず、一度ご相談ください。

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低用量ピル(経口避妊薬)

低用量ピルは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を含む経口避妊薬で、正しく服用すれば99%以上の高い避妊効果があります。また、月経困難症や過多月経の改善、月経周期の安定化、子宮内膜症の進行抑制、ニキビの改善などの副効用もあります。同一の薬剤ですが、月経困難症治療に用いられるものと避妊(自費)に用いられるもので保険適用の薬剤とそうでない薬剤とにわかれています。ピル=避妊薬というイメージをお持ちの方もいますが、現在では避妊目的だけでなく、月経関連症状の治療薬としても広く使用されています。

当院では、皆様の健康状態や既往歴を確認し、必要に応じた検査を行った上で処方します。初回は月経開始後に服薬を開始します。毎日決まった時間に服薬をし、忘れた場合はその時点で内服し、当日分も予定通り内服します。低用量ピルは服薬中は月経がおきず、休薬期に入ると月経がおきるという性質を利用し、月経移動をすることも可能となります。定期的な受診により安全に継続していただけるようサポートします。経口避妊薬は自費診療となり、詳細は下記の自費診療一覧をご参照ください。

ミニピル(スリンダ錠28)

スリンダは、2025年6月に国内承認されたエストロゲンを含まないプロゲスチン単剤ピルで、従来のエストロゲンを含む低用量ピルが使えない方にも選択できる避妊薬です。これまで類似の薬剤(セラゼッタなど)は国内未承認のため海外からの輸入が必要でしたが、本剤は国内で承認された初のミニピルとなります。主成分ドロスピレノンが排卵を抑え、毎日同じ時間に1錠ずつ、休薬期間なしで28日連続して内服します。不正出血が続くことがありますが、多くは数か月で落ち着きます。

従来の低用量ピルでは処方がしづらい40歳以上の方や喫煙中の方、授乳中、片頭痛(前兆あり)、高血圧や血栓リスクのある方にも使用しやすい一方、乳がんまたはその既往、重度の肝障害・腎不全のある方は使用できません。

費用は自費診療となり、詳細は下記の自費診療一覧をご参照ください。

子宮内システム(ミレーナ)

ミレーナは、子宮内に少量の黄体ホルモンを持続的に放出する3cm程度のT字型の避妊具タイプの装置で、月経痛や過多月経の改善に特に効果が高い治療法です。低用量ピルと比較すると飲み忘れの心配がなく、長期的なコスト・通院負担も軽くなります。月経量を大幅に減らし、避妊効果も極めて高いため、月経症状に悩む方から確実な避妊を希望する方まで幅広く利用されています。ただし、ホルモンが子宮内に局所的に作用する仕組みのため、子宮内膜症やPMSなど子宮外の要因による症状には効果が期待できません。また、避妊目的の場合は自費となります(詳細は自費診療一覧をご参照下さい)。

子宮内への挿入は経膣的に行いますが、出産経験のない方は子宮の入口が狭いため、一般的に挿入が困難です。また、経産婦であっても帝王切開後は挿入が難しかったり、手術時の子宮切開部を貫通するリスクがあるため実施が困難な場合があります。さらに、子宮筋腫などで子宮内腔が変形している場合も挿入が適さないことがあります。

挿入後は、不正出血が数週間〜数か月続くことが一般的で、慣れるにつれて軽減していきます。まれに、自然脱出(ミレーナが下がってくる、または抜け落ちる)、子宮内感染、極めてまれですが子宮穿孔などの合併症が生じることがあります。

子宮内への薬剤挿入というとハードルの高い治療とうけとられがちですが、挿入は5~10分程度で済み、痛みはないかあっても軽度です。またミレーナを使用された多くの方は「もっと早くやればよかった」「すごく楽になりました」との感想を持たれるようです。月経量の多さや避妊などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

月経移動

月経移動

月経移動は、旅行や試験、スポーツの大会、結婚式など大切なイベントと月経が重ならないよう、中用量ピル(プラノバール)を使用して月経日を調整する方法です。月経を早める方法と遅らせる方法があり、イベントの日程や現在の月経周期に応じて適切な方法を選択します。早める場合は3週間ほど余裕を持って、遅らせる場合はイベントの5日ほど前から服用を開始します。月経の後ろ倒しは失敗のリスクが高まるため、当院では前倒しを推奨しています。

月経移動をご希望の方に、イベント日程や月経周期を確認した上で、最適な服用スケジュールをご提案します。服用方法、予想される副作用(吐き気、頭痛、乳房の張りなど)、服用中の注意点についてもご説明します。月経移動をお考えの方は、予定の1か月前には一度ご相談いただくことをお勧めします。

緊急避妊薬(アフターピル)

緊急避妊薬は、避妊に失敗した、あるいは避妊せずに性交渉をした後、72時間以内(可能なら24時間以内)に服用することで妊娠を防ぐ薬です。レボノルゲストレル(LNG)製剤が一般的で、早く服用するほど避妊効果が高くなります(当院での取り扱いはLNGのみです)。内服しなかった場合と比較して、妊娠率を90%ほど下げることができるとされています。ただし100%妊娠を防げるわけではなく、次の月経が1週間以上遅れる場合は妊娠検査で確認をする必要があります。緊急避妊薬を使用したあとは、低用量ピルなど継続的な避妊法の検討が必要です。

当院では、緊急避妊が必要な方に対して、迅速に対応いたします。今後の避妊計画についてもご相談に応じます。

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性感染症・帯下異常(おりもの異常)

性感染症には、クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマ、トリコモナス症、HIV感染症などがあります。また、細菌性膣症やカンジダ膣炎なども含め、これらの疾患は帯下(おりもの)の異常として現れることが多くあります。帯下の増加、色の変化(黄色、緑色、白色など)、異臭、外陰部のかゆみや痛み、不正出血、下腹部痛などが主な症状です。無症状のこともありますが、放置すると不妊症や骨盤内炎症性疾患などの合併症を引き起こすことがあります。

当院では、症状に応じた検査(顕微鏡検査、培養検査、PCR検査、血液検査など)を行い、原因を特定した上で適切な抗菌薬・抗真菌薬・抗ウイルス薬による治療を行います。性感染症の場合はパートナーの同時治療も重要です。プライバシーに配慮した診療を行いますので、おりものの異常や気になる症状がある場合は早めにご相談ください。

各疾患の診断方法と治療方針

  • クラミジア:PCR検査 数日~1週間で結果確認可能 治療は抗生物質の内服(1回)
  • 淋菌:PCR検査 数日~1週間で結果確認可能 治療は抗生物質の点滴(1回)
  • 性器ヘルペス:視診で診断可能 治療は抗ウイルス薬の内服(5日間)
  • 梅毒:採血(1~2診療日で結果確認)で診断可能 治療は抗生物質の筋注または内服
  • トリコモナス:顕微鏡検査で当日診断可能 治療は抗生物質の内服(7日間)
  • 尖圭コンジローマ:視診で当日診断可能 治療は液体窒素や塗り薬、時に切除
  • カンジダ:顕微鏡検査で当日診断可能 治療は抗真菌薬の膣錠や塗り薬
  • 細菌性腟症:顕微鏡検査で当日診断可能 治療は抗生物質の膣錠か内服

陰部掻痒(外陰部のかゆみ)

陰部掻痒(外陰部のかゆみ)

外陰部のかゆみは、カンジダ症などの感染症、接触性皮膚炎(石鹸、洗剤、ナプキンなどへのアレルギー)、萎縮性膣炎(閉経後のエストロゲン低下による)、皮膚疾患(湿疹、乾癬など)など、様々な原因で起こります。掻くことで皮膚が傷つき、二次感染や慢性化することもあります。特に難治性で症状が強い場合、硬化性苔癬という皮膚疾患のことがあります。ご高齢で慢性的な尿もれが原因の場合、難治性湿疹となるため泌尿器科への受診をおすすめしています。

当院では、視診や必要に応じた検査により原因を特定し、抗真菌薬、ステロイド外用薬、保湿剤、ホルモン補充療法などを使い分けます。日常生活での注意点(通気性の良い下着の使用、洗いすぎない、など)についてもアドバイスいたします。デリケートなお悩みですが、遠慮なくご相談ください。

婦人科の自費診療

日曜日の受診では、以下の費用に加えて1回の受診あたり500円の追加費用を頂戴いたします。
保険診療においても日曜診療は「夜間・早朝等加算」の算定が認められており、保険で受診される他の皆様との整合性を保つためです。ご了承ください。

項目 費用 備考
基本診察料 3,000円 相談のみで投薬や検査を行わなかった場合でも、基本診察料がかかります。投薬や検査を行った場合、基本診察料はいただきません。
経口避妊薬
ファボワール(1シート)
2,000円 別途、診察料が受診毎に2,000円かかります。
ミニピル
スリンダ錠28(28錠)
3,300円 別途、診察料が受診毎に2,000円かかります。
ミレーナ(避妊の場合) 55,000円 診察料・検査料込み
月経移動
プラノバール(1回)
3,500円 月経直前だと失敗することが多く、なるべく3週間程度余裕をもってご相談ください。
緊急避妊薬
レボノルゲストレル(1錠)
9,500円
  • 性行為から72時間以内で有効ですが、早いほど効果があります。
  • 膣内に残ったコンドームの確認・抜去など、追加処置が発生する場合は別途費用2,000円がかかります。
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性感染症検査
梅毒・クラミジア/淋菌・HIV・肝炎ウイルス
13,000円
  • 内診なし、採血・尿検査のみで検査可能です。結果は1-2週間で、郵送またはデジスマ診療アプリいずれかがお選びいただけます。
  • 症状のある方は保険適応となりますのでご相談ください。
  • 検査項目の追加や削除も可能です。個別の検査を検討している場合もご相談ください。検査項目により費用が変動いたします。
子宮頸がん検診 6,600円 基本的な子宮がん検診です。子宮の出入り口におこる子宮頸がんの検査です。通常は市から自己負担1,200円のクーポン券が2年に一度おくられてくるのでそちらをご利用ください。検査を受けていない方は毎年送付されます。

お腹と膣内から指で子宮や卵巣を挟んでチェックする「双手診」は不快感が強く、正確性にも欠けるため当院では行いません。
子宮や卵巣の病気を調べるには超音波検査を受けることを推奨します。
子宮体がん検診 8,800円 市のがん検診の際にオプションとして自己負担1,900円で受けられます。子宮の奥にできるがんの検査です。しばしば痛みを伴い、器具がうまく子宮内に入らない場合もあります。
子宮頸部・体部同時検診 13,200円
卵巣健診(婦人科超音波) 6,600円 内診では評価が難しい卵巣腫瘍や子宮筋腫などを調べるための検査です。一般的ながん検診としての推奨はされておらず、任意の検査になります。
3,300円 *子宮がん検診に追加する場合
HPV検査
(簡易ジェノタイプ判定)
8,800円 通常の子宮がん検診は2年に1度が推奨されていますが、他の先進国ではHPV検査でウイルスが検出されなければ5年に一度の検査でもよいとされています。特に子宮頸がんに関与しているとされるHPV16,18に加え12種類(合計14種類)の有無を検査します。
5,500円 *子宮がん検診に追加する場合

婦人科でよくあるご質問

Q.月経痛がひどいのは病気ですか?

市販の鎮痛剤でコントロールできない痛み、年々悪化する痛み、日常生活に支障が出る場合は受診をお勧めします。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている場合があります。当院では問診と検査により原因を調べ、適切な治療法をご提案します。我慢せず早めにご相談ください。適切な治療により、生活の質を大きく改善できます。

Q.子宮頸がん検診は何歳から必要ですか?

子宮頸がん検診は20歳から開始し、2年に1度の受診が推奨されています。上限については69歳が1つの目安として提案されています。特にこれから妊娠する若い世代での発症が問題となっており、性交渉の経験がある方は年齢に関わらず検診を受けることが望ましいです。検診は数分で終わり、痛みはないか、あってもごく軽度です。緊張や不安からい力んでしまうとかえって痛みが強くなるため、リラックスした状態で検査をうけることが負担なく検診を受けるためのコツです。

Q.更年期症状の治療法にはどんなものがありますか?

更年期症状の治療には、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、プラセンタ注射、生活習慣の改善などがあります。HRTは比較的効果が得られやすい治療法ですが、乳がんを悪化させる副作用もあるため、実施にあたって乳がん検診を強く推奨しています。漢方薬やプラセンタ注射は乳がんなどのリスクを考慮せず、幅広い症状に対応できます。当院では薬物療法だけに頼らず、運動・食事・睡眠といった生活習慣の改善を強く推奨しています。

Q.生理中でも婦人科は受診できますか?

生理中でも診察は可能です。我慢せずに早めにご相談ください。ナプキンは内診室にご用意がありますが、使い慣れているものをお持ちいただくと安心です。

Q.内診は必ず受けなければいけませんか?

内診は婦人科疾患の診断に重要な検査ですが、症状や受診目的によっては、問診と腹部超音波検査のみで対応できる場合もあります。内診に強い抵抗がある方は、Web問診や受付・診察時に遠慮なくお申し出ください。ただし、内診を行わないことで診断が困難になる可能性もあるため、その点についてはご説明させていただきます。皆様のご意向を尊重した診療を心がけています。

Q.低用量ピルを飲み始めたいのですが、どうすればいいですか?

避妊または月経困難症やPMSの改善目的としても使用できますので、まずは一度診察にお越しください。問診、血圧測定、必要に応じて内診を行います。ピルには血栓症などのリスクもあるため、年齢や既往症などによっては処方できない場合があります。問題なければ当日から処方可能です。服用方法や副作用、定期検診の必要性について詳しくご説明します。

Q.受診を家族や、パートナーに知られたくありません

当院からご家族を含む第三者に受診や治療内容が伝わることはありません。問い合わせがあっても、御本人の了承なしにお伝えすることはありません。また、自費診療の場合はご家族を含む第三者に通知がいくことはありませんが、クレジットカードの明細や保険診療を受けた場合の「医療費のお知らせ(医療費通知)」によって受診した事実が発覚することがあります。その場合でも分かるのは医療機関名と費用のみで、診療科や診療内容までは伝わることはありませんのでご安心ください。性感染症が確認された場合、再感染を防ぐためにはパートナーの同時治療が重要です。治療の必要性については丁寧にご説明しますが、最終的な判断は皆様にお任せします。安心してご相談ください。

Q.女性の医師はいますか

院長は男性医師です。不定期に非常勤女性医師が勤務することがありますが、ご予約の段階で女性医師を指定することは困難な状況にあります。女性医師をご希望の場合は、他院の受診をご検討ください。

産科・妊婦健診について

当院は妊娠32週まで妊婦健診を行っています。すぐに分娩施設を決める必要がないため、妊婦健診をすすめながらゆっくりとご自身にあった分娩施設をお探しいただけます。

産科・婦人科イメージ

当院の特徴として、産婦人科専門医・家庭医療専門医である院長が妊婦健診を行うため、妊娠中の発熱や持病の喘息、妊娠糖尿病の管理など、内科的な管理に長けています。
産後も授乳中であることに配慮しながら、お子さんのワクチン接種を含め当院へご通院いただけます。合併症の管理や産科的管理、産後のケアや新生児・乳児のケアなど、一般的に担当医や医療機関が異なり診療が分断されがちですが、当院では妊娠前後を通した包括的な診療が可能です。出産後もかかりつけ医としてご利用ください。

  • 当院で妊婦健診を受けられる方には夜間・休診日の緊急連絡先をお渡ししています。
  • 当院では分娩・流産手術・人工妊娠中絶は取り扱っておりません。必要時は近隣の医療機関をご紹介しています。

妊婦健診の費用と内容

  • 母子手帳の交付後は母子手帳付属の受診票を必ずご持参ください。
  • 妊婦健診は自費診療ですが、処方が必要な場合などは保険診療も併用可能ですので、マイナ保険証をご持参ください。
  • 当院では両親学級を実施しておりません。若葉区在住の方は若葉区健康課の実施する「母親&父親学級」「授乳教室」をぜひご利用ください 母親&父親学級の日程(若葉区版)
  • 妊娠初診でおかかりの場合、初回産科受診料支援事業が利用可能です(住民税非課税世帯、または同等水準の世帯)。詳しくは若葉区健康課など住民票のある役所へお問い合わせください。
  • 妊娠後は、少なくとも毎月1回(妊娠24週以降は月2回、妊娠36週以降は毎週1回)妊婦健診を受けましょう。
日曜日の受診では、以下の費用に加えて1回の受診あたり500円の追加費用を頂戴いたします。
  • 保険診療においても日曜診療は「夜間・早朝等加算」の算定が認められており、保険で受診される他の皆様との整合性を保つためです。ご了承ください。
  • 日曜日の妊婦健診は感染症などの流行期に一時的に閉鎖する場合がございます。あらかじめご了承下さい。

検診内容 費用
妊娠初診(内診エコー) 5,500円
初期検査(A券:採血・子宮がん検査・内診エコー) 8,800円
12週(B券:エコー) 0円
16週(B券:エコー) 0円
20週(C-2券:エコー・内診エコー) 3,500円
24週(C-2券:エコー・採血) 3,500円
26週(C-1券:エコー) 2,500円
28週(C-1券:エコー) 2,500円
30週(C-1券:エコー) 2,500円
32週(B券:エコー) 0円
  • 腹部エコー(超音波検査)では毎回3D/4Dエコーを行います(追加費用はかかりません)。
    条件がよければ赤ちゃんのお顔や様子を楽しめます。スマートフォンなどでご自由に検査画面を撮影いただいて構いません。
    お渡しするエコー写真はモノクロ写真となります。4Dエコーの動画提供サービスは行っておりません。
  • 当院は分娩施設ではありませんので、健診は32週分までとさせていただきます。
    遅くとも34週までとし、36週以降については健診をお断りさせていただきます。
  • 当院では助産師による外来指導や両親学級は行っておりませんが、相談や心配事があれば、WEB問診票に記入いただくか、診察時にお聞き下さい。

出生前検査

出生前検査

当院では自費診療でクアトロテストが実施可能です。
新型出生前診断(NIPT)と比較すると陽性的中率(陽性という結果だった場合に、本当に赤ちゃんが問題をかかえている確率)は低く参考になりませんが、陰性適中率(陰性という結果だった場合に、本当に赤ちゃんには問題がない確率)はNIPTと同等に精度が高く、陰性を確認できれば非常にコストパフォーマンスが優れているといえます。

検査方法は血液検査で15週から実施可能で、2週間程度で結果がわかります。
クアトロテストはNIPT同様にダウン症などの一部の問題を検出することを目的とした検査であり、結果が陰性であっても「全ての異常がない」という意味ではないことに注意が必要です。
一般的に赤ちゃんは2~3%に大小さまざまですが何らかの特徴(アザから奇形まで様々)をもって生まれてきます。

クアトロテスト 27,500円

詳細はブログもご参照ください

妊婦健診でよくあるご質問

Q.妊娠検査薬で陽性が出ました。いつ受診すればよいですか?

最終月経開始日から5〜6週頃(妊娠検査薬陽性から1〜2週間後)の受診をお勧めします。この時期であれば、超音波検査で胎嚢や心拍を確認できます。腹痛や出血がある場合は、週数に関わらず早めにご相談ください。

Q.初診時に必要な持ち物はありますか?

初診時に母子手帳は必要ありません。保険診療に切り替わる場合もあるためマイナ保険証をご持参ください。

Q.上の子を連れて受診できますか?

お連れいただいて構いませんが、医師1名看護師1名で対応するため、見守りが必要なお子様を2名以上お連れの場合は、他のご家族にもご協力いただきますようお願い申し上げます。小さなお子様であれば抱っこのまま内診台に乗っていただけますが、転落などの責任は負いかねますのでご注意下さい。

Q.つわりがひどくて食事がとれません。どうすればよいですか?

つわりの程度には個人差があります。脱水症状や体重減少が著しい場合は、点滴治療や状況によっては入院が必要になることもあります。ビタミンB6やメトクロプラミド(制吐剤)は、つわりに対してある程度の症状改善が期待でき、妊娠中であっても安全に使用できます。無理をせず、早めにご相談ください。

Q.里帰り出産を考えています。いつ頃実家に戻ればよいですか?

一般的には妊娠34週頃までに里帰り先の医療機関を受診することが推奨されています。遅くとも妊娠32週頃には里帰り先での初診を済ませておくと安心です。施設によっては分娩予定日の月ごとに予約制限を設けていることがあるため、予定日が決まり次第、分娩施設への確認をお願いします。当院で妊婦健診を継続した場合、32週の妊婦健診で紹介状をお渡ししています。

Q.出産後も診てもらえますか?

産後のお母さんの体調管理にも対応しております。これまでにも里帰り出産で分娩施設への受診が遠方であったり、かかりつけの産科が休診日であった場合など、多くの産褥婦の方々にご利用いただいております。1か月健診以降の乳児健診や予防接種も行っておりますので、ご家族皆様でご利用ください。

妊娠期間は人生の中でも特別な時間です。

わかばファミリークリニックは、皆様が安心して妊娠期間を過ごし、元気な赤ちゃんを迎えられるよう、精一杯サポートいたします。
妊娠中の小さな疑問や不安も、どうぞ遠慮なくご相談ください。皆様とご家族の健康を、スタッフ一同、心より応援しております。

妊娠期間は人生の中でも特別な時間です。